圏内調査(県民環境委員会)

2025年7月31日

今日は自分が所属する県民環境委員会の県内調査でした。最初に訪れたのは「愛知 名古屋 戦争に関する資料館」と訪れました。ここには県民の方から寄せられた戦争に関する実物資料の展示を行い、戦争体験を次の世代に引き継ぎ、戦争の残した教訓や平和の大切さを学ぶことにより、平和な社会を築いていくことを目的としています。丁度、ご家族連れで見学されている方も見えました。

 

今年は戦後から80年を迎えます。あの第二次世界大戦で命を失った犠牲者は310万人にも及びます。戦後生まれの方々が人口の87.9%を超え、9割近くの人が「戦争を知らない世代」となりました。自分がこの世に存在しているということは、ご先祖様が悲惨な戦争を生き抜いたからこそ、私たちは次の世代に命を繋げなければなりません。ぜひ、家族の皆様で訪れていただきたいと思いました。

 

午後は「西知多クリーンセンター」を調査しました。事業費176億8,420万円、地上4階建て(高さ34m、煙突の高さ59m、令和6年6月30日に竣工された施設です。ごみ焼却と粗大ごみ処理施設を備えています。概要説明を受けた後、施設内を見学しましたが、焼却施設が整っていることはもちろんですが、もっと驚いたのは「見学・学習施設」が充実している点でした。

 

実際に様々な体験をすることができ、例えばクレーンゲームでごみを運んで免許証がもらえたり、自転車を漕いでどれだけ発電できるか、またスクリーンの上からごみが下りてきて、可燃ごみ・不燃ごみ・リサイクルのどれかに分けるなど、ごみに関心を持たせる工夫が満載でした。私たち大人も盛り上がったので、子どもたちが見学にきたら、夢中になって参加する姿が想像できました。